AndroidSDKに標準でついているエミュレータは、ARM CPUをエミュレートした上でDalvikVMが動いているから、非常に重いです。
実は、SDK R17以上、
APIレベル15(Android4.0.3)以上から、
Intel86系CPUをエミュレートした機能も提供されています。
ただし、仮想化機能(Intel VT )を利用しているので、x86互換CPUでは動きません。
また、デフォルトではIntel VTを無効にしているマシンもあるので、その場合は、
BIOS 設定でIntel VT を有効にする必要があります。
【方法】 (Windows7の場合)
1.Android SDK Managerを起動し、以下の2つを選択し「Install」ボタンを押す
・
Intel x86 Atom System Image
AndroidのSDKの下にある。ダウンロード後インストールされる。
・
Intel x86 Emulator Accelerator (HAXM)
Extras の下にある。こちらはダウンロード後自動インストールされないので、
次に手動インストールする。
2.Intel x86 Atom System Imageを手動インストールする
Android SDKインストールフォルダの下の
extras\intel\android-sdkextrasintelHardware_Accelerated_Execution_Manager
の下にある、
「IntelHaxm.exe」ファイルを実行する
3.AVD作成画面で、
CPU/ABIで、「Intel Atom (x86)」を指定する。
Use Host GPUをON にすると画面描画が更に高速化されるが、
スナップショット保存はサポートされなくなる。
その他、NDK(ネイティブコード)を使う時に注意が必要。
ちなみに、Windows8.1ではインストールはできたが、AVDが正しく動かなかった。
本家ソース元
参考にした日本語サイト
(追記)
Use Host GPUをON にすると、動作が不安定になる場合があった(マルチディスプレイ?)