2014年1月19日日曜日

Android エミュレータ(AVD)高速化

AndroidSDKに標準でついているエミュレータは、ARM CPUをエミュレートした上でDalvikVMが動いているから、非常に重いです。

実は、SDK R17以上、APIレベル15(Android4.0.3)以上から、
Intel86系CPUをエミュレートした機能も提供されています。

ただし、仮想化機能(Intel VT )を利用しているので、x86互換CPUでは動きません。
また、デフォルトではIntel VTを無効にしているマシンもあるので、その場合は、
BIOS 設定でIntel VT を有効にする必要があります。

【方法】 (Windows7の場合)
1.Android SDK Managerを起動し、以下の2つを選択し「Install」ボタンを押す

 ・Intel x86 Atom System Image
  AndroidのSDKの下にある。ダウンロード後インストールされる。
 ・Intel x86 Emulator Accelerator (HAXM)
 Extras の下にある。こちらはダウンロード後自動インストールされないので、
 次に手動インストールする。

2.Intel x86 Atom System Imageを手動インストールする
  Android SDKインストールフォルダの下の
extras\intel\android-sdkextrasintelHardware_Accelerated_Execution_Manager
の下にある、

「IntelHaxm.exe」ファイルを実行する

3.AVD作成画面で、

 CPU/ABIで、「Intel Atom (x86)」を指定する。

 Use Host GPUをON にすると画面描画が更に高速化されるが、
 スナップショット保存はサポートされなくなる。

その他、NDK(ネイティブコード)を使う時に注意が必要。
ちなみに、Windows8.1ではインストールはできたが、AVDが正しく動かなかった。

本家ソース元

参考にした日本語サイト

(追記)
Use Host GPUをON にすると、動作が不安定になる場合があった(マルチディスプレイ?)

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